都市農村交流コーディネーター入門

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目次

1. はじめに
2. 農村の課題
3. 都市の課題
4. 都市農村交流コーディネーターの仕事
5. 都市農村交流コーディネーターに求められる力
6. 都市農村交流コーディネーターが拓く未来

 

はじめに

「NPO法人えがおつなげて」は、2001年の設立以来、「都市と農村の多面的な交流によって、都市と農村が共生できる社会を創る」ことを目指して、都市と農村の交流を促進するコーディネート事業に取り組んできました。  

 

えがおつなげての活動範囲は、農業、森林資源活用、バイオマスなどのエネルギー、教育、食育、流通など、とても幅広いものです。しかし、そのような多様な事業の担い手には、共通して「都市農村交流コーディネーター」としての力が求められています。

 

都市農村交流コーディネーターには、「農村が好き」「農家のために何かしたい」という想いも大切ですが、それだけでなく、都市と農村という全く異なるニーズを持つ人たちの間をつなぐスキル、農業の現場から都市での販売まで一連の流れを理解し、それぞれの担い手とコミュニケーションできる力、事業を企画し、運営する力、政策の知識、将来の農村と都市のあり方を考えるデザイン力など、極めて多様な力が求められます。

 

「えがおインターンシップ」は、都市農村交流コーディネーターとしての力の基礎を体験的に学ぶことを目的としています。私たちは、現場で役立つ都市農村交流コーディネーターになるには、少なくとも3年はかかると思っています。それほど容易な仕事ではないのですが、日本各地で強く求められている仕事に本気で挑戦したい人を募集しています。

 

ここでは、「えがおインターンシップ」への応募を考えている方のために、都市農村交流コーディネーターについて、概要を説明します。

 

 

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