都市と農山村がともに支えあう持続可能な社会の実現に向けて、荒れ果てた耕作放棄地の開墾に取り組むことから活動が始まりました。荒れ放題だった棚田はほぼ昔の美しい姿に復活し、そこで栽培される酒米「ひとごこち」を原料にした「純米酒丸の内」が作られています。この「純米酒丸の内」づくり以外にも、都市部に住むグループ社員やその家族、丸の内エリアの就業者、住宅事業のお客様などを対象にした「食と農」「森林」「エネルギー」「ツーリズム」の各種ツアーを実施するほか、農産物・間伐材など地域資源と三菱地所グループの経営資源を融合させ、新たな価値を創造するプロジェクトを推進しています。
空と土プロジェクトでは「やまなし県産材」の開発を協働で進めてきました。
2011年8月に三菱地所、三菱地所ホーム、えがおつなげての3者は、山梨県との間で山梨県産材の利用拡大の推進に関する協定を締結しました。
それ以来、三菱地所ホームのツーバイフォー住宅で使用される、LVL、I型ジョイストといった住宅の構造材を、山梨県のカラマツの間伐材などで製作したり、さらに 2012年12月には、構造用合板についてもカラマツ、アカマツなどの間伐材などでFSC認証材が開発され、標準採用されることとなりました。
味の素グループには「ASV: Ajinomoto Group Shared Value」という考え方があります。
よい商品やサービスを提供すると同時に、社会に対して何ができるのかいう考え方です。
そのなかで産地とつながるという視点にたって、社内研修の一環として、山梨県と三重県に「FFAファーム」を立ち上げ、米作りを行っています。「FFA」 は「Frozen Foods Ajinomoto」の略称です。耕作放棄地の開墾、田植え、草取り、稲刈りといった米作りの行程を、工場、営業、マーケティング、R&D、コーポレート部門、物流等、あらゆる部門からの参加を募って、社員研修として行っています。
明治三十五年創業の老舗和菓子店金精軒は2012年から地元の在来品種"青大豆"の栽培を始めました。
社員皆さんで種蒔き、草取り、収穫をおこない、収穫した「青大豆」を利用して自社の商品開発につなげています。地産地消にこだわり地域の魅力ある資源を見直し、菓子を通じて地域に還元する素晴らしい取り組みです。
早稲田大学ビジネススクールの樋原ゼミにて勉強する仲間たちで運営しているWBSファームは、樋原先生、ゼミ生、その家族、卒業生等の交流を目的としています。
海外からの留学生も多く在籍するゼミなので、田植えや稲刈り等を通じて、日本文化を体験して貰うことも1つの狙いです。
樋原ゼミで勉強した学生が卒業後も気軽に集える行事となることを期待しています。
2013年に田んぼを開墾し、お米の栽培をスタート。「開墾」「田植え」「草取り」「稲刈り」の4回の体験を実施しました。
翌年にはさらに隣の耕作放棄地を開墾し、徐々にその規模を拡大しています。
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平成24年度山梨県新産業領域進出経営革新支援事業
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