交流活動の舞台となる地域は、標高1200mみずがき山のふもとにある自然豊かな農村です。

 

ここはかつて農林業、養蚕、炭焼き、馬の生産などの営みがあった地域でした。しかし近年、少子高齢化や若者流出により、それまでの文化は年々消滅し、伝承が危ぶまれています。

 

都市農村交流イベントでは、地域の昔からの農事暦や生活様式をイベント化し、この地域の自然や風土、生活する方々とふれあいながら、農村の生活技術や知恵を学べる機会を提供していきたいと考えています。

 

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20003年4月、須玉町増富地域は、構造改革特区「増富地域交流振興特区」の認定を受け、多面的な都市との交流を行う中で、地域資源を有効に活用して、持続可能な農村地域社会を再生し、地域活性化につなげていこうとする活動がはじまりました。 

 

 

特区認定以来、地域に広がる遊休農地約3haをNPO法人「えがおつなげて」が賃貸し、全国の都市から集まった延べ約500人/年の農村ボランテイアたちによって人力で開墾を行い、農産物の生産や農地に復活させ多様な都市農村交流型の各種体験プログラムを展開しています。

 

 

 

 


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