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 ESD伝道師ブログ

 

事業テーマ
【村・人・時代づくり】
都市と農村の多面的学習交流による持続可能な農村地域開発

 

事業概要
【背景】
山梨県北社市須玉町増富地区は、秩父多摩甲斐国立公園の西の玄関口として、緑に恵まれた自然豊かな地域となっています。しかし、山間傾斜地で基盤整備が進まず、耕地条件の改善が難しい状態であるため、担い手の減少や農業従事者の高齢化に歯止めがかからない状況です。林業においても、国産材の需要低下により荒廃した森林が多くなっています。また地区の人口・世帯数ともに減少傾向が続いていて、高齢化率は58 %にも達し、地域に活気を取り戻すための新たな施策が求められている地域です。このような状況の中、2003 年4 月、北杜市須玉町増富地域は、増富地域交流振興特区の認定を受け、都市と農村の交流の中で地域資源を有効に活用して資源循環型の社会を再生し、地域活性化につなげる活動を始めました。


【2年間で達成したいこと】
都市の住民を農村に呼び、森林作業や農業・自然体験等を通じて自然の重要性や、森林・農地などの農村資源の現状・活用方法について学ぶ「ラーニングバケーション」の取組を、都市と農村の多面的学習交流に発展させ、持続可能な農村地域社会開発の手怯「ラーニングコミュニテイ」として確立します。

 

ESD 推進協議会の立ち上げ
多様な主体からなる山梨県北杜市須玉町地区のESD 推進協議会の立ち上げを行います。

  • 増富グリーンツーリズム協議会
  • 黒森自然エネルギー推進協議会
  • 増富農業研究協議会
  • 黒森彩の森推進協議会
  • 増富交流居住推進協議会
  • 増富学習交流推進協議会
  • 農村パートナーシップ研究所
  • 増富流通交流協議会
  • 増富ビエンナーレ推進協議会

事業計画等の作成
地域のESD 推進協議会での検討結果をもとに、平成19 年度の事業計画及び平成20 年度から2 年程度の活動方針をとりまとめます。

 

広報
実施地域の住民等を対象にしたセミナー・シンポジウム等を開催し、実施地域における本事業への理解の増進を図るとともに、本事業への協力を呼びかけます。

 

事業計画等に基づいた取り組みの実践と評価
平成18 年度において策定した事業計画に基づいて、ラーニングバケーション、ラーニングコミュニテイプログラムを実践します。また実践の中で浮かび上がる課題を抽出しながら、事業計画の評価を行います。

 

ESD 報告書の作成
2年間で実施したESDプログラムやプロジェクトの概要を整理するとともに、当該地区におけるESDプログラムを作成します。

 

 

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